朝起きて、床に足を着く時に感じる・・・柔らかい無垢の肌触り。
家の中で、いつでも新鮮な空気を吸うことが出来る、環境づくり。
自然素材ならではの「温かい・優しい空間の家」で生活し、 子育てをすることは、人間にとって原点なのではないでしょうか。
そのような暮らしの中で、温かい人間・優しい人間になり、 歳を重ねることで味わい深くなる人柄のように・・・
木という素材が住まい手と共に、年月を経ることでつくりだす美しさ「経年美」。
時に手をかけながら、永く付き合える素材。
毎日の生活の中でもっとも触れるものだからこそ、本物にこだわりたいと思っています。
私たちが暮らしている宮城県登米市は、夏は30℃を超え、冬は-10℃を下回る日があります。
高い断熱性能はもちろんですが、太陽のエネルギーをうまくコントロールすることも重要です。
夏の暑さの半分以上は、日射をいかに遮るか。
逆に冬は、いかに日射を取り入れられるかで、冷暖房費が大きく変 わってきます。
この地域では特に、寒い冬の時期に「無料で得られる太陽エネルギー」を効率的に取り入れられること。
そして、一時的な流行にとらわれない、シンプルで普遍的なデザインを心がけています。
私たちがご提案する家の断熱性能は、UA値0.34(HEAT20 G2基準)を標準とします。
国の省エネ基準では、宮城県は「4地域・UA値0.75あればよい」と、設定されていますが・・・実際に暮らしてみると寒いです。
なぜ、そこまで高い性能が必要と考えているのでしょうか。
それは、お客様の健康で、快適な暮らしの実現を第一に考え、一生に一度の高い買い物の家づくりで絶対に後悔してほしくないからです。
1)建てた後の住まいへの不満は・・・寒い、暑い、結露
あるアンケート調査での「建てた後の住まいに対する不満」の上位3つは「寒い」「暑い」「結露」となっています。
いずれも室温に関することなのです。
「設計時に、断熱や気密性能を軽視することは、その後に大きな不満を残す」ということを、まずご理解ください。
2)ヒートショックの死亡原因である「部屋の温度差」を少なくする
全国では、1年間で約1万7千人もの人が、ヒートショック関連で亡くなっています。
その原因である「各部屋の温度差を、高断熱化により少なくすること」が重要だと考えます。
3)トータルコストを、どこよりも優しく。住んでからの生活費をも、考えた家づくりです
コスト面からみても、住んでからの生活費(光熱費)をふまえてトータルコストを算出すると、家族の生活に優しい家づくりとなっています。
4地域仕様から、1地域仕様までの断熱性能UP費用に100万円かかったとします。
しかし、15 年で(光熱費の差額で)元が取れる計算です。
それが・・・30年、40年後となれば、200万円以上の差がでてきます。(建物燃費ナビorエネルギーパスで試算)
本当にお客様のことを考えるのであれば、建てる時にかかる費用だけでなく、建ててからのランニ ングコストもシミュレーションし、想定利用年数でかかってくる総費用が、最も経済的になるような提案・アドバイスをするのが、私たちウッディホームの使命だと思っています。
自社の大工・家具・建具職人による、自社一貫生産だからこそできる確かな技術力。 建物はもちろんのこと、自社工場にてオリジナル家具、建具 まで製作しています。
思いどおりの家が完成しても、サイズ、機能性、デザインがあっていなければ、せっかくの家が台無しになってしまいます。 建物からインテリアまで、創意工夫する家づくりを心がけています。