基本性能 〈Basic performance〉

健康で快適な暮らしを実現するための基本性能

基準とする断熱性

床下冷暖房システム1台で全館冷暖房が可能で、経済的に負担にならない暮らしを実現できる温熱環境づくりを基本としています。冷暖房効率、費用対効果を考慮したうえで、国が誘導する省エネ基準やゼロエネルギーハウス(ZEH)の基準も標準仕様でクリアする、UA値0.50以下、Q値1.7以下、C値0.6以下をスタンダード仕様としています。また、さらに性能を高めたハイスペック仕様G1、G2仕様をご用意し、断熱レベルにより仕様を選択できるように設定しています。

高気密・高断熱が快適な室温をつくる

下の図は断熱が不十分な家と高気密高断熱の家、それぞれの家の「体感温度」を示したものです。体感温度は(室温+室内表面温度)÷2でおよそ算出されます。断熱性能が不十分な家は外気の温度を室内に伝えるため、夏は冷房を28℃に設定しても、体感温度は30℃を超えてしまいます。また冬に暖房の設定温度を20℃にしていても、実際の体感温度は15℃にしかなりません。これでは光熱費がかさんでしまう上に、冷暖房機器のない部屋とはおおきな温度差が生じてしまいます。私たちウッディホームでは冷暖房効率や断熱性能とのコストのバランスを考慮した上での基本性能を設定しています。

家の高断熱化をはかるには、窓の性能を上げることが最も効果的

窓は住まいの中で熱の出入りが最も多い場所。冬に窓から流出する熱は52%、夏に窓から流入する熱は74%にもなります。これを樹脂窓にするだけで19%まで削減できます。なによりもまずは樹脂窓の採用が不可欠です。ウッディホームでは標準で、樹脂窓+トリプルガラスを全棟に採用しています。

断熱性能・暖房負荷・建物の燃費を「見える化」

住宅の断熱性能を表す指標として、UA値(外皮平均熱貫流率)、Q値(熱損失係数)、C値(隙間相当面積)という指標があります。この数値を上げる事はもちろんですが、より効率よく性能を上げるためには太陽エネルギーの力も考慮しなければなりません。建物の周辺環境や隣家の状況、窓の位置の計画により、住まいの温かさ(かかる暖房エネルギー量)が大きく変わってしまうからです。わたしたちは、周辺環境の状況、太陽の方向に合わせてプランニングし、日射取得量も考慮して、暖房時期に室温を設定温度に維持するために必要な暖房エネルギー量「暖房負荷」を少なくすることも重要だと考えます。そして1棟1棟、その建物の燃費計算(エネルギーパス、建物燃費ナビ、QーPEX)をして暖房負荷を算出しています。

40坪Ⅰ地域 燃費ナビ_ページ_1モデルQPEX-ST3410_10341モデルプラン寄棟スタンダード仕様

お客様を「住宅貧乏」から守る3大項目

①30年、40年後を考えた断熱性能

イニシャルコストとランニングコストを考えて、まず断熱性能を上げる。(UA値0.50以下推奨)これで室内環境は、温度や湿度はもちろんのこと、健康の観点からも大幅に改善します。

②「冬の日射取得」・「夏の日射遮蔽」を考えた設計

「冬の日射取得」は暖かさを得るための要素のうち5割、「夏の日射遮蔽」は涼しさを得るための要素のうち7割をも占める重要項目です。たとえば南面に一間幅x高さ2m(3.3㎡)の掃出し窓1カ所では、晴れていれば夏冬、電気ストーブ1台分の熱(約600W)がそれぞれ出入りします。冬はこの「熱を取り入れること=お金」だし、夏は「熱を遮ること=お金」です。他の住宅を見ると、ただ適当に窓を配置しているところも多々みられます。窓の選択ひとつでもお客様の生活を考えた設計をするべきだと思います。

③省エネ性・多機能性・コスト、すべてに優れているエアコン

暖房・冷房・除湿の3要素を兼用でき、どのような冷暖房設備よりも最も安いランニングコストで実現できます。エアコンをいかに上手に使いこなせる住宅を設計するか、また、適切なエアコンを選定するかが重要だと考えています。(ウッディホームでは、専用エアコンでの、床下冷暖房システムCCFーSTYLEを推奨いたしております。)

よくファイナンシャルプランナーの方に話を聞くと、車関連費用や保険関連費用、携帯電話関連費用といった項目ばかりが削減項目として言われていますが、①~③の項目には一切触れられていません。車、保険、携帯電話はどれもすぐ短い期間で変更できます。 しかし、この①~③項目は一度採用すると簡単には変える事ができないものです。 本当にお客様のことを考えるのであれば、新築時のコストだけでなく、30年、40年といった想定利用年数でかかってくる総費用が最も経済的になるようなご提案をするべきだと思っています。せっかくの幸せに暮らすためのマイホームが負担になって、お客様が「住宅貧乏」にならないようにするためにも。